「スラッグ」とは、簡単に言うと
WordPress(ワードプレス)で作成した投稿ページや固定ページに振られるURLの最後の部分を好きな文字列に指定できる機能のことです。
と聞くと「あれ?パーマリンクもURL設定じゃなかったけ?」と思う方もいるかもしれません。
こちらもURLに関する設定ではありますが、スラッグで設定できるの個々の投稿の部分だけです。(パーマリンクでも設定ができます。)
パーマリンクでは個々の投稿だけではなく、WordPress(ワードプレス)全体でのURL構成の設定を行うことができます。
WordPress(ワードプレス)には、投稿ページの「スラッグ」を設定する機能の他に、カテゴリーの「スラッグ」を設定する機能なども設けられています。
この機能は見落としがちですが、「スラッグ」に注力してページを作成することでSEO効果が上がるかも!?という重要な役割もあるようです。
サイトエンジンの検索ロボットが、ページのスラッグを見て関連性が高さを判断しているからと言われています。
WordPress(ワードプレス)5.0より実装された新エディターではスラッグの設定はなくなったようです。新エディターについてはこちらの記事をご覧ください。
「スラッグ」の設定項目を確認しよう!
初期状態では「スラッグ」の設定項目は表示がされていませんので、投稿フォームにある「表示オプション」をクリックして「スラッグ」の設定項目を表示させます。
1.投稿フォームの右上にある「表示オプション」をクリックします。
2.「オプションメニュー」の中に「スラッグ」の項目があります。
3.「スラッグ」にチェックをすると、投稿フォームの下に「スラッグ」の項目が表示されます。
こちらを活用して「スラッグ」の設定をすすめていきましょう!
「パーマリンク」と「スラッグ」は連動しています!
パーマリンク設定について「投稿名」を含むタイプを利用している場合、「投稿ページ 」「固定ページ」のパーマリンクを修正すると、スラッグも連動して変更されます。
「パーマリンク」と「スラッグ」には同じ情報が登録されています
「パーマリンク」を変更すると「スラッグ」も同期して変更されます。
【参考】開発中の新しいエディター「Gutenberg(グーテンベルク)」だと、スラッグ設定はこうなる!
開発中の新しいエディター「Gutenberg(グーテンベルク)」を利用すると、スラッグの設定個所、設定方法などが若干異なってきます。
「Gutenberg(グーテンベルク)」の編集画面ではスラッグの項目が表示されないので、設定は一覧画面のクイック編集から行います。
クイック編集をクリックするとクイック編集フォームが表示されるのでこちらでスラッグの編集を行います。
最初でも書きましたが、スラッグで設定できる内容はパーマリンクの機能でも設定ができますので、今後はパーマリンク機能に統一がされてゆくのかもしれませんね。