WP Multibyte Patchプラグインを確認しよう【WordPress5.0から始めた人必見】

使用前の準備や設定

WordPress5.0リリースについて掲載したお知らせ内で軽く触れましたが、WordPress5.0以降からWP Multibyte Patchプラグインが標準搭載されなくなったそうです。
日本語サイトではこのプラグインがないと文字化けなどの問題が発生する恐れがありますので、5.0以降から始めた人は手動でインストールすることを推奨します。
※5.0以前から使用していて5.0以降にバージョンアップした人には影響ありません

WP Multibyte Patch とは

以前投稿したこちらの記事にもあるように、今まではWordPressをインストールすると、WP Multibyte Patchプラグインが自動的に追加されていました(日本語版パッケージに限り)

もともとWordPressは英語で作られたシステムのため、日本語のひらがなや漢字等のマルチバイト文字(1文字に2バイト使う文字)だと文字化けしたり文字数が正しく拾えなかったりなど不具合が生じる可能性があります。
これを防いでくれるプラグインがWP Multibyte Patchです。

細かく言うと、ピンバックのバグ防止やファイル名の変換バグの防止などですが、ややこしいので基本的にはWP Multibyte Patchは必ず有効化!ってことだけ覚えておけばよいです。

WP Multibyte Patchがない!

前述の通り、WordPressの最新版(5.0以降)をダウンロードして設定をしてみると、プラグインにWP Multibyte Patchがなくなっています。

プラグインがなくなった理由については公式サイトに以下の記述があります。
簡単に言うと、このプラグインが標準搭載されなくなったことで、日本使用に調整する必要がなくなってWordPessの最新版リリースタイミングが早くなる(おそらく英語圏のリリースとほぼ同じになる?)ということらしいです。

WordPress 5.0 以降、ダウンロード版日本語版パッケージに WP Multibyte Patch プラグインは含まれなくなります。これにより、日本語版は、自動パッケージ化・リリース化のためのシステム要件を満たすこととなり、パッケージシステムが選択する最短のタイミングでリリースされるようになります。

WP Multibyte Patchをインストールする

前述の通り、日本語サイトには必要なプラグインですので、ない場合はプラグインからインストールしましょう!

1.WordPress(ワードプレス)管理画面(ダッシュボード)の「プラグイン」の「新規追加」をクリックします。

2.検索窓にWP Multibyte Patchと入力してください。
そうすると、1個目に該当のプラグインが表示されるので「今すぐインストール」ボタンを押してください。

3.「有効化」ボタンをクリックして完了です!